2016年2月14日日曜日

モバイルハウス作り奮闘記 弐

今日もモバイルハウスをチクチクと作っています。
作業場は匠家の工房。
あらゆる工具が揃い、作業は快適。るんるん。


モバイルハウス製作開始以来、ずっと床面を作って来ました。
まずは製材から。
床面は40mm×40mmの角材で組んで行きます。
因みに床面のサイズは2,000mm×1,270mm。
僕の軽トラック(スバルのサンバ 平成元年生まれの28歳)の荷台に収まるサイズ(正確に言うと長手方向は荷台からはみ出ます。法定サイズ※車体長さの1/10ははみ出しても良い に合わせて寸法を測りました)で作成。

床面サイズに合わせて製材した木材をカットし、鑿を使って溝を掘って行きます。
大工作業ド素人の僕は当然鑿を使うのは始めて。
匠さんがお手本を見せてくれて、僕も見様見真似で鑿をコツコツ。
・・・うーん、面白い!!
でも、やっぱりプロの削り口とは比べ物にならないくらいガッタガタ。


手前が匠さん、奥が僕。その差は歴然。まあ、でもご愛嬌。

溝を掘り終え、格子状に材を組んで行きます。


ここまで来るのに粗丸2日が掛かりました、おっそいなあ。。。苦笑
因みに、匠さんに聞いたら「僕だったら半日で作っちゃうかな」との事。
うーん、何事も経験だなあ。

組んだ材の底面と天面にベニヤ板を貼って行きます。
そして、格子状に間には断熱材をカットして入れて行きます。
今回、断熱材は友人のたっちゃんから頂いた(たっちゃんいつも有り難うございます!)、畳の間に挟まれている木質の物を使用。


こんな感じ。
やっとの事で床面が完成しました!
いやあ、これだけで相当時間が掛かった。。。
(勝手な)予定では2日で完成する筈だったんだけどな(^^;


次の行程。
床面が完成したので、モバイルハウスをどのくらいの高さにしたら良いのかを検証する為に、簡易的に骨組みを作ります。
(法定では地面からの高さが2,500mmまでと決まっています)


写真では分かり辛いですが、組んでみると結構広く感じます。
基本的には地べたに座って暮らす事になるので、内部の高さは1,500mm程度に留める事にしました。(車高と合わせると約2,200mmです)

然し、ここで一つ懸念が。
当初、室内上部の空間を利用して収納スペースを作るつもりでしたが、上部の重量が増すと、風で煽られた際に最悪の場合転倒する恐れもある、との事。
うーん、それは実に困る。参っちゃう。
と言う事で、急遽予定を変更して床下に収納スペースを作って重心を落とす事にしました。
臨機応変に対応出来るのが何か手作り感満載で面白い。
勿論、経験に基づくアドヴァイスのお陰なのですが(^^;
有り難い限りです。


変更イメージは大体検討がついたので、今度は側面の壁(4面)を作成して行きます。
まずは部材をカットする為にサイズを計算して行きます。
うっ、これが僕には実に実に苦手な作業でした。。。
簡単な図面を引き、材のサイズ(例えばベニヤ板の規格サイズは1920mm×910mm)の取り都合等を鑑みて格子状の間隔を計算して行きます。
この一見すると単純な足し算引き算掛け算割り算なのですが、普段僕は殆どこういった計算をしていないので、頭からプシュウと煙が出て来そうです。
慣れた人ならアッと言う間に終わる計算も、結局僕は何時間も掛けて漸く終了。

うひゃあ、身体動かすより、疲れた。。。
手練れた大工さんだったら、頭の中でそう言う計算をパパッと作業をしながら行なうのだろうなあ、本当に凄いと思う。尊敬。


果たして、これで合っているのか?

頭がガス欠になったので、今日の作業はこれにて終了。


ゆっくりだけれど、着実に作業は進んでいます(^^)
匠さん、いつも有り難う。


真吾

2016年2月9日火曜日

モバイルハウス作り奮闘記

チャッチャッ。
ラーメン職人が茹で上がった麺を湯切りする音。
実にリズミカル、実に痛快である。


軽トラックの荷台に載せるモバイルハウスの製作が始まった。
今回、モバイルハウスを製作するにあたり強力な助っ人に協力をして貰える事になった。
市内在住、家具職人の匠さんである。
彼は僕が尊敬する人の一人。兄貴。おやびん。
この度、資材の提供や工具を貸してくれる等、多大なる協力を頂ける事になった。しかも、作業の指導付きと来たもんだ。何と仕合わせな事なんだ。


それにしても匠さんの指導は素晴らしく、アドヴァイスをしてくれるタイミングが絶妙。
手本を見せ、まずは実践。途中に口を挟むのではなく、作業を終えた後の"間"を感じ取り的確なアドヴァイス。
この"間"が実に心地好い。
そして、さりげなく作業をし易い環境を整えてくれる。
勿論アドヴァイスに裏打ちされた技術も卓越洗練されていて、鋸の使い方、鑿の使い方、機械の扱い方、どれをとっても余計な力が入らず、道具の特製を最大限に生かし、道具と共に作業をしている。
清流の如き流麗なる動作。
この完璧な"間"のアドヴァイス、そして流麗な動作は、正しく茹で上がった麺を湯切りするチャッチャッ、のリズムと同じだ。
仕上がった木材には新たな命が宿り、匠さんらしい力強くどっしりとした、そして温かいエネルギーに包まれている。
相対して僕はどうか。
初めて行なう作業が殆どで、ぎこちなく緊張も伴い、そのエネルギーが木材に注ぎ混まれる。
当然、仕上がった木材の切り口は歪でへなへな。
然し、作業そのものはとても面白く、作業の最中は心の内側からワクワクのエネルギーが溢れて来るのを感じている。
そんな訳でワクワクのエネルギーも注ぎ混まれている為、それが故に愛嬌のある木材の姿に愛着が湧くのである。


さりげなく、自然体でチャッチャッ、を披露する人。
僕の周りにはそんな仲間が沢山いる。
かっちょ良い。
経験を積み重ねて勘を養う。
センスを磨く。弛まぬ努力。継続。
きっと、この繰り返しを経てリズミカルなチャッチャッ、を奏でる事が出来るのだろう。

当初、勝手な目論みだと丸二日、余裕を見ても五日で完成するだろうと誠に安直な考えを持っていた
が然し、作業を始めて見るとそうは問屋が卸さない。床面の骨組みを作るだけでも丸2日掛かっている、しかも未だ途中。。。
うふふ、何とやり甲斐のある楽しい作業なんだ。
完成までにはまだ時間が掛かる。
全身全霊チャッチャッ、の練習に励むとしよう。

チャッチャッチャッ。


真吾