今回は30名を超える参加者が北杜市に来て交流をしました。
スタッフは学生ボランティアを含めると総勢で30名近くにもなりました。
3泊4日と言うスケジュール。内容を詰め込みすぎずにのんびりと過ごして貰えるように色々と準備をしました。
僕自身至らない点が多く、参加者やスタッフに迷惑を掛ける事も多かったのですが、大きなトラブルもなく無事に終える事が出来、一先ずホッと胸を撫で下ろしています。
物凄く疲れたけれど、それ以上に楽しい時間を皆と過ごす事が出来た事、感謝の想いで一杯です。
僕は昨年の夏の保養キャンプからお手伝いをさせて貰っています。
前回の保養キャンプでは”やりきった”と言う達成感のような物を感じていました。
ですが、今回は”やりきれない”想いが強く心に残っています。
2016年3月11日で、震災から丸5年が経過しました。
あれから5年。
福島原子力発電所の事故は未だに収束する気配もなく、今現在も大量の放射能を撒き散らしています。
にも関わらず、日本では次々に停止していた原子力発電所が再稼働、若しくは再稼働の準備を進めています。
僕にはこの状況が狂気の沙汰にしか見えません。
放射能の事だけではありません。
改正された安保法案が施行されてしまいました。
どう言う事態になるのかは分かりませんが、段々ときな臭い世の中になって行くような、そんな気がしてなりません。
それ以外にも沢山の出来事が複雑に絡み合い、社会は混沌として来ています。
そして、そんな社会に振り回されてしまうのは紛れもなく子供達なのです。
子供達には何の罪もありません。大人の無関心が最大の原因で、結果として子供達が苦しい想いをしなければならない。そんな馬鹿げた事はしては行けないと僕は思います。
そんな想いで悶々としている僕の胸中をハンマーで打ち壊すかの如く、保養キャンプに参加した子供達は屈託のない笑顔で真っ直ぐ、そして全力で遊んでいました。
その直向きな姿に、僕の落ち込みかけた気持ちはまた元気を取り戻す事が出来ました。
同時に、そんな子供達の姿を見ていると未来を少しでも明るく照らせるように、今やれるべき事を全力でやる必要があるんだな、と言う想いがより一層強まりました。
原子力発電所の事故がきっかけとなり保養が必要な方々と繋がれたと言う皮肉。
けれど、僕はこの皮肉な事態を上手く利用してやろうと思っています。
事故がなければ多分出会う事がなかったであろう子供達。
そんな子供達とこれからもずっとずっと繋がって行ける事。
これはある意味ではとても仕合わせな事(表現が相応しくないかも)なのかも知れない。
『繋がり』は生きて行く上で最も強い”生きる力”だと僕は思っています。
困った事があれば助けてあげる。
困った事があれば助けて貰える。
こんな繋がりが日本中、世界中に広まって行けば未来はきっとより一層素晴らしい物になると確信しています。
放射能が人体や環境に影響を与えなくなるには、まだまだ途轍もない時間が必要です。
この問題は、僕の世代だけでは解決出来る訳もないので、きちんと未来へ引き継いで行かなければなりません。
前回、今回で繋がった仲間達。そして、これから先新たに繋がる仲間達。
その仲間達と楽しく遊んで、美味しいご飯を食べながら話をして、仕合わせな気持ちで床に就く。
そんな未来を思い描くとワクワクした気持ちが止まりません。
これからも、全力で楽しく生きて行こうと言う想いを再認識しました。
皆さん、本当にお疲れ様でした!
どうも有り難う!心から感謝!!
真吾