2015年6月21日日曜日

野良仕事の続き


昨日もケム米作りで野良仕事に出向きました。
今回は田車を使用しての除草作業。


これが田車です。この道具を稲の合間でコロコロと転がすと、小さな草の根が剥がされて行き、且つ泥の中に埋もれて除草されるのです。
今回は春の陽農場さんに道具をお借りしました。こういった助け合い、とても有り難いです。


コロコロコロ。。。
三歩進んでは二歩下がる。機械の作業では味わえないゆったりとした時間が流れます。
ケムの畑は約一反(だったかな?)。この広さを2台の田車を使用して二人掛かりで作業して行きます。約3時間を掛け作業終了。心地の良い疲れです。
ですが、中には3反(30m x 100m)の広さを一人で田車除草する農家さんもいらっしゃいます。
勿論その作業だけではなく畑作業も熟します。ほんと、農家さんには頭の下がる思いです。


ところで、過日田植えをした自然農の田んぼはと言うと・・・。


順調に育っているようです。
刈り取った草が茶色に変色し、稲がはっきりと見えています。
ですが、梅雨が過ぎ、夏本番を迎えると他のが物凄い勢いで成長して行きます。
草に埋もれると稲が行方不明になってしまいます。
きちんと管理しないとなあ。


真吾

2015年6月14日日曜日

生涯初めての、自然農田んぼでの田植え

大人達の土遊び。
昨日、けむ米作りの田植えをしました。
自然農の田んぼでの田植え。
僕は、生涯初めての自然農田植えに少し興奮気味です。
今回は北杜に住む仲間も手伝いに来てくれました。



一般的な田んぼとは掛け離れた水の張られていない景色に違和感。
そこにある苗床で育てられた苗を一本ずつ丁寧に取って行きます。





うーん、今までイメージしていた田植えとは全く異なるので、何とも言えない不可思議な感覚。

苗床で育った苗はしっかりと大地に根を張っていたようです。
こんな立派な根っこの苗、今まで見た事がない。
うーん、凄い。

この立派な苗を一本ずつ30cm間隔で植えて行きます。





これが田植えなのか・・・?
うーん、信じられない。
僕が今まで行なって来た田植えは、水の張られた泥々した土にぽす、ぽす、っと苗を差し込んで行く方法。
けれど、この田植えは、何と言うか、寧ろ畑の定植作業(ポットで育てた野菜の苗を畑に植え直す作業の事)に近い、と言うか同じ作業。
うーん、この新鮮な感覚、面白過ぎる!


何だか、良く分からない内にこの日の田植えは終了。
余りに衝撃的な出来事で、頭の中がまだ良く整理されていません。
これでお米が無事に実るのか、うーん!




真吾

2015年6月13日土曜日

命に国境なんてない

4月より北杜市の臨時職員「地域おこし協力隊」として勤務し始めて約2ヶ月。
昨晩は市役所と観光協会の方も混じって懇親会を開きました。
その中に一人、韓国の役場から出向で北杜市役所に来ているハンさんも参加してくれました。
ハンさんは日本語が余り話せないので、役場の人達と中々上手くコミュニケーションが取れずに、事務所でぽつんとしている事も多く、何だか勿体ないよなあ、と思っていました。
ですが、6月で出向の期間が終わる為に韓国へ戻ってしまいます。僕はハンさんが韓国へ帰る前に一度ちゃんと話がしたいなあ、と思っていたので今回の懇親会へ誘う事にしました。
ハンさんとじっくりと話をしてみると、僕が想像していた以上に日本語をきちんと理解してくれていました
そんな事で他愛のない話をしていたところ、韓国語の言葉の読み方書き方等を教わる話になり、流れの中で僕はずっと聞きたかった話を切り出す事にしました。

「ハンさんは北緯38度線の事をどう思っているか。」

ハンさんはこう答えました。
「私はあの国境の事を韓国民として恥ずかしく思っている。過去の過ちを未だに引きずっていて、争っているのは結局一部の政治家だけだ。国民は皆、国境なんて取り払って皆で仲良く平和に暮らして行く事を望んでいる。」

国境は"歴史の傷口"と言われます。
地図上ではパズルの様に世界が一つずつのパーツに別れていますが、そんな物は単に人間が勝手に線引きをしたに過ぎなくて、鳥や植物は境界など気にせずに悠々と国を跨いで生きている。
今、日本が再び戦争への道を歩むかの様な政治の動向に対し、不安や疑問を抱えている人が増えていると思います。僕も同じ想いです。
過日、友達のミュージシャンが家に遊びに来てくれて、戦争の話をする時間がありました。そんな友達が歌詞の中でこう歌っています。

「命に国境なんてない」


お金を儲ける事が目的の軍事産業。
そんな事の為だけに人々が争い殺し合うなんて馬鹿げているし、そんな事は一部の人以外誰も望んでなんかいない。
実際に、そんな国の政治に対してNOと反対の声を上げて行動している国民もどんどん増えている事を実感しています。 
故に、今一部の政治家達はそんな動きに対して焦りを感じ、所謂"暴走"している様な気がしています。
僕は政治や法律の仕組みについてまだまだ勉強不足で詳しい事は分からないのですが、もし今後法が改正されてしまえば、いずれ国民も戦争に加担しなければ行けない状況に陥る可能性も出て来ます。そうならない為に、国民はもっと政治に関心を持ち、そして政治へ積極的に介入して行く事が大事だと思います。
これからの未来を作って行く子供達に、少しでも平和な世の中を築いて行くのが今の大人の責任なのかなあ、と感じます。


「日本人が犯した過去の過ちをハンさんはどう思っているか。」
と言う質問に、

「日本人は皆親切、綺麗好き、ルールを守る、とても真面目で優しい。過去の事は色々とあったけれど、私は日本人が大好きだし、韓国の人々も皆同じ想いだ。」
と答えてくれました。

話は少し反れますが、縄文人は1万年以上の長い時を争いもなく平和に、人間同士だけではなく、あらゆる生命と共存していました。
今こそ縄文回帰。
僕はこの縄文時代に栄えた八ヶ岳南麓に戻って来て、改めてそんな想いを持ちました。


"No Border"
"農 Life”



真吾

2015年6月9日火曜日

愛が満ち溢れた素晴らしいイベントでした!

6月6日(土)に音楽Live「世界放浪ツアーin北杜」を開催しました。

今回のLiveでメインとなるミュージシャンは、高知県四万十在住で日本だけでなく世界中をギターとバックパック一つで旅しているManaYohei(まなちゃんとよーへいくん)。
彼らは2012年に初めて一人旅をした時に、タイにある山奥のお祭りで出会いました。
帰国後、僕が当時暮らしていたぴたらファームの収穫祭で演奏しに来てくれたのを機に、僕が暮らす先々で(昨年は拠点が定まらず転々としていました)演奏しに来てくれました。
そして、北杜市へ根を張ると決めたタイミングで彼らからこちらで演奏したい、と言う相談を受けて、今回満を持して企画を立てる事にしました。

まなちゃんのエネルギーは今まで出会って来た人達の中でもトップクラスに入る程強大で眩しく、いつも会う度に圧倒されてしまいます。正に彼女のエネルギーは"天井知らず"。
そんなまなちゃんの背中を後ろで温かく支えているよーへいくん。この二人のバランスが絶妙なんですよね。
それで、今回音楽Liveをするにあたり、是非共演して貰いたいと思っていたミュージシャンが一人います。その子はヨッシーです。
ヨッシーとは先程話に出たぴたらファームで出会いました。
当時の彼女は強い意志は持っているものの、深い部分で何かを抱えているんじゃないかなあ。と、どこか儚げな印象を持っていました。そんなヨッシーがピアノの弾き語りをしていると言う事を知り、彼女が暮らす横浜のライブ会場へ足を運んで演奏を聴いたところ、余りの表現の素晴らしさに鳥肌が立ってしまったのです。僕がヨッシーの中に感じていた「儚さ」を演奏の中で見事に表現し、正しく彼女の"今"を歌っている。
そんな二組のミュージシャンをいつか繋げたいなあ、と思っていたのところ、ばっちりなタイミングで音楽Liveを企画するに至りました。
今までも何度かイベントを企画していたのですが、今回はいつも以上に愛を込めて企画しよう、と思っていました。
と言うのも過日、同じ北杜市内に住むわたなべあきひこさんが企画された「愛と光とラブ・ミー・テンダーin白州」と言うイベントに参加し、とても丁寧に作られ、そして愛に満ち溢れたイベントに感銘を受けたからです。
参考:http://d.hatena.ne.jp/musikusanouen/20150605/1433512157(わたなべあきひこさんのブログ「地給知足がおもしろい」より)

今までの僕は単にイベントを企画するだけで、後はミュージシャンやイベント会場の方々にお任せする形が殆どでした。なので、今回はそうではなく、出来るだけイベント自体に僕自身も積極的に入り込んで作り上げて行こう、と言う想いで企画をしました。

会場の仁田平マルシェは4月にオープンした本当に素敵な空間で、僕の大好きな場所の一つです。特に、店主の栗原さんとマユミさんの人柄が大好きで、この温かい空間をもっとホカホカに出来たら楽しいだろうなあ、と思いながらイベント作りをしていきました。

だた、実を言うとイベントを企画したは良いものの、タイミング的にお田植えの時期も重なり、且つ畑仕事も忙しい時期なので皆の予定がつかずに中々参加者が集まらず、不安な日々を過ごしていました。
ですが、蓋を開けてみたらわざわざ畑仕事を途中で抜けて遊びに来てくれたり、田植えを終えて駆け付けてくれたり、遠方から車がない為に歩いて会場まで来てくれたり、そして中には週末の稼ぎ時なのにも関わらずお店を閉めてまで遊びに来てくれたりと、沢山の方が会場へ足を運んで下さいました。
皆さんのその溢れる愛が心に沁みて本当に感動しました。

音楽Liveは予想通り本当に素晴らしい物となりました。
今回は山ちゃんと言うミュージシャンも急遽参加してくれる事になり、その柔らかな人柄に相応しい優しい演奏を披露してくれました。
ヨッシーの歌声はまたしても胸に突き刺さり涙が止まらず、最後の曲では八ヶ岳原始楽団で共に活動しているヨリヴァとの共演も見事で大感動。
メインのManaYoheiは、半年前に香川県に住んでいた頃に演奏をしてくれた時よりも数段厚みが増し、自信に満ち満ちたエネルギーの塊が僕の脳天を直撃し、昇天。

イベントでは誕生日を迎える参加者の為に皆でバースデーソングを歌ったり(ケーキとパンを作ってくれたユキさんとクマさんチエさんに感謝。そして、プレゼントを用意してくれた伊久美ファミリーも有り難う)、お菓子の出店、更には美味しいココナッツカレーを提供してくれた翠さん(そしてキッチンのサポートしてくれたあさみちゃんも有り難う)、イベントのチラシを書いてくれたパートナーの昌美、他にも沢山の方々のサポートのお蔭で本当に素晴らしい物になったんじゃないかなあ、と思っています。
ただ、結局のところ皆のサポートを全面的に受けた形になってしまいました 笑

この音楽Liveの翌日には甲府にある布茶さんでも、友達のミュージシャンのサポートを受けて音楽Liveを開催しました。こちらも本当に素敵なイベントでした。
そこでも沢山の出会いがあり、人と人の心が繋がる場となりました。

北杜市へ再移住し、新たな拠点も出来て日々の暮らしを営んで行く中で、不安に思う事も時としてあります。そんな時に完璧なタイミングで遊びに来てくれた仲間。
物凄い勇気を貰いました。本当に有り難う。また、遊びに来てね。

























関わってくれた皆さん、そして会場に足を運んで下さった皆さん、本当にどうも有り難うございました!

真吾